忘年会の景品を決める順番
忘年会の景品は、品物から探し始めると予算も個数も決まらず、時間がかかります。次の順番で決めると迷いません。
予算の総額を決める
会社の負担と会費のうち、景品に回せる金額を決めます。
個数と配分を決める
参加人数から景品の数を決め、目玉の景品・準景品・参加賞に予算を割り振ります。
景品の中身を選ぶ
参加者の年代や、会場から持ち帰れるかを考えて選びます。
渡し方と手配の日程を決める
会場で手渡しするか、後日届けるかを決め、注文の期限を逆算します。
経費の扱いを確認する
景品代を福利厚生費にできるか、経理の担当者と確認します。
予算と個数が決まれば、景品の候補は自然に絞られます。中身を選ぶ前に、ここまでを幹事の間で決めておきましょう。
景品の予算と個数の決め方
予算の総額を決める
景品の予算は、会社が負担する金額と、参加者から集める会費の使い道から決めます。会社が負担する場合は、総務や経理に上限を確認しておきます。会費から出す場合は、飲食代を引いた残りが景品の予算になります。
予算は「1人あたり〇円」で考えるより、総額で決める方が配分しやすくなります。総額が決まれば、目玉の景品にいくら使えるかがすぐに分かるからです。
個数を決める
景品の数は、ゲームの形式と参加人数で決めます。ビンゴ大会のように一部の人に当たる形式なら、参加者の3割前後を目安にすると、盛り上がりと予算のバランスが取りやすくなります。全員に何か渡したい場合は、目玉の景品とは別に参加賞を人数分用意します。
目玉・準景品・参加賞に配分する
個数が決まったら、予算を3つに分けます。目玉の景品を1〜2個用意すると、最後まで盛り上がります。次の表は、30人が参加するビンゴ大会で、景品を10個用意する場合の設計例です。
| 景品の区分 | 個数 | 1個の金額 | 小計 |
|---|---|---|---|
| 目玉の景品 | 1個 | 10,000円 | 10,000円 |
| 準景品 | 3個 | 5,000円 | 15,000円 |
| そのほかの景品 | 6個 | 3,000円 | 18,000円 |
| 合計 | 10個 | 43,000円 |
実際の金額は、会社の規模や会費に合わせて決めてください。目玉の景品に予算を寄せすぎると、ほかの景品が見劣りします。目玉の景品は総額の2〜3割ほどにとどめると、全体のバランスが崩れません。
予算別の景品の選び方
景品の種類ごとの特徴
忘年会の景品は、大きく分けると次の6種類です。会場から持ち帰れるかと、選ぶときの注意点もあわせて比べておきます。
| 種類 | 向いている場面 | 持ち帰り | 注意すること |
|---|---|---|---|
| グルメ・お取り寄せ | 年代を問わず喜ばれる景品にしたい | 目録なら不要 | 生ものは会場で渡さない |
| 家電 | 目玉の景品として盛り上げたい | 大きいものは大変 | 置き場所や好みが合わないこともある |
| 日用品・雑貨 | 準景品や参加賞をそろえたい | しやすい | 実用的すぎると盛り上がりに欠ける |
| 体験ギフト | 思い出に残る景品にしたい | 不要 | 住んでいる地域で使えるかを確かめる |
| 選べるギフト(カタログギフトなど) | 好みの違う参加者に外れなく贈りたい | 不要 | 受取期限を伝えておく |
| 商品券・ギフト券 | 使い道を本人に任せたい | しやすい | 給与として課税される可能性がある |
3,000円前後の景品
参加賞や、景品の数をそろえたいときの価格帯です。日用品やお菓子の詰め合わせ、少し良い調味料など、もらって困らないものが向いています。年代や性別で好みが分かれにくいものを選ぶと、誰に当たっても喜ばれます。
5,000円前後の景品
準景品の中心になる価格帯です。ブランドのお肉や海鮮のお取り寄せ、体験ギフトなど、自分ではなかなか買わないものを選ぶと特別感が出ます。重いものや冷凍品は、品物と引き換えられる目録にして渡すと、当日に持ち帰る必要がありません。
1万円以上の目玉の景品
家電やテーマパークのチケット、高級グルメなど、会場が盛り上がる景品を選びます。家電は好みや置き場所が合わないことがあるため、いくつかの中から選べる景品にすると外れがありません。
ゲームの形式と景品の組み合わせ
景品の数や配分は、どのゲームで渡すかによっても変わります。ビンゴ大会が定番ですが、参加人数や会場によってはほかの形式の方が進めやすいこともあります。
| ゲーム | 向いている人数 | 景品の渡し方 | 準備すること |
|---|---|---|---|
| ビンゴ大会 | 20人以上 | 揃った順に好きな景品を選ぶ、または順位ごとに決める | カードと抽選機、景品の一覧 |
| じゃんけん大会 | 何人でも | 勝ち残った人から景品を渡す | 景品の一覧だけでよい |
| クイズ大会 | 10〜50人 | 正解数の多い人やチームから選ぶ | 問題と回答用紙、採点の担当 |
| 抽選会 | 何人でも | 受付で配った番号を引いて当選者を決める | 番号札と抽選箱 |
| チーム対抗戦 | 20人以上 | 勝ったチームの全員に同じ景品を渡す | チーム分けと、チームの数だけの景品 |
当たった人が景品を選べるようにする
ビンゴ大会では、揃った順に景品の一覧から好きなものを選んでもらう形がよく使われます。早く揃った人ほど選べる景品が多くなり、最後まで盛り上がります。景品を並べておく場所がない会場では、景品の写真と名前を一覧にしたパネルを用意すると、選ぶ時間も短くなります。
チームで分ける景品は人数分そろえる
チーム対抗戦のように、勝ったチームの全員に渡す形式では、同じ景品を人数分そろえます。チームの人数が違うと景品の数も変わるので、チーム分けを決めてから注文します。
進行の時間を見込んでおく
景品を渡す時間は、思ったより長くかかります。ビンゴ大会は最初に揃う人が出るまでにも時間がかかり、景品の数が多いほど進行が長くなります。会の終わりの時間から逆算して、ゲームの時間を進行表に入れておきましょう。時間が足りないときは、上位の景品だけ会場で渡し、残りは抽選で決めて後日届ける方法もあります。
避けたい景品
景品選びで失敗しやすいのは、次のような品物です。会場の空気を悪くしたり、受け取った人を困らせたりします。
忘年会の景品で避けたいもの
- 大きくて重いもの(電車で帰る人が持ち帰れない)
- 要冷蔵・要冷凍の生もの(会場で保管できない)
- 香水や化粧品など、好みが強く分かれるもの
- お酒(飲めない人や車で来た人もいる)
- 相手によっては不快に感じる「おもしろ景品」
- 現金(金額が露骨に見え、給与として課税される可能性が高い)
おもしろ景品は盛り上がる一方で、受け取った人が恥ずかしい思いをすることがあります。会社の行事なので、誰が当たっても困らない品物を基準にしましょう。
当日の渡し方と手配のスケジュール
会場では目録で渡す
かさばる景品や生ものは、品物の代わりに目録やパネルを渡すと、当日の荷物が減ります。景品は後日、受け取った人の自宅に届くので、会場まで運ぶ必要もありません。目録は景品のショップが用意してくれることが多く、選べるギフトなら引き換え用のカードがそのまま目録になります。
注文の期限を逆算する
景品の手配は、忘年会の日程から逆算して決めます。目録やカードを印刷して届けてもらう場合は、届くまでに日数がかかります。12月は注文が集中するので、余裕をもって進めましょう。
欠席した人やオンライン参加の人には
欠席した人やオンラインで参加した人の景品は、後日届けます。品物を送る場合は、配送先を一人ずつ聞く必要があります。URLで贈れるギフトなら、メールやチャットで送るだけで届けられます。
選べるギフトを景品にする
PsyPre for Business は、掲載した商品の中から受け取った人が好きな1点を選べるカタログギフトです。カタログ価格は1,000円から40,000円(税込)まで500円刻みで設定でき、1部から注文できます。カタログを複製して金額を変えれば、目玉の景品・準景品・参加賞をまとめて用意できます。
会場で手渡しするなら、リアルカード(1枚につき300円・税込)を選ぶと、印刷したカードがまとめて届きます。届くまでには1週間程度かかるので、忘年会の日程に余裕をもって注文してください。欠席した人には、ギフトURLを送れば住所を聞かずに届けられます。